スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

京言葉カレンダー

「なまり」が大流行だそうな。
確かに、マシューTVのなまり対決は私も大好き。
きれいな顔した美人タレントがメチャクチャなまってたりすると、不思議や不思議、好感度があがったりする。

しかーし、パリバリの浪速女であるところの私は、大阪弁を「なまり」と言われると、なーんとなく違和感を感じたりする。
大阪弁や京都弁は「なまり」やないでしょ、「方言」でもないでしょ、と思うのだ。
「標準語」より遙かに深い歴史と文化があるでしょーが、と。
それを言い出すと、どこの地方もそうなのかもしれないけどさ。

さて、そんな思いを知ってか知らずか、友人のイラストレーター・ミナちゃんが、昨年おもしろいカレンダーを出した。
「京言葉カルタ付 2006暦」で、まさしく毎月のカレンダーの下に、京言葉を記したカルタがついているのだ。
たとえば、「あねさんろっかくたこにしき なんぞのじゅもんとちゃいますえ」
という文字札と、忍者になった女の子が「あねさんろっかく?」ときょとんとしている絵札が1月の暦の下に並んでいる。
下の部分だけ切り取ってカルタ遊びができるって訳なのだが、一つ一つ選ばれている京ことばがいかにも京都らしくて、そこのミナちゃんらしいベタさが入っていて、ぷふっと笑いつつ、「あねさんろっかくたこにしき」と、自分も口ずさんでみたりする。
楽しい。
「これ、売れるよ」と私は思うのだが、当のミナちゃんは大阪人の割に商売気が薄く(浪速女と言ってもいろいろやわねぇ)、友人間に流れているのみらしい。
ああ、もったいな。
おもしろいのに。
ネットオークションに出してみたらどない?
スポンサーサイト

ROOTS!

昨日の夜、お風呂から出てリビングに行くと、夫が眠い目をこすりながらケーブルテレビのドラマに熱中している。
その画面を見ると・・なんと昔懐かしい「ルーツ」か゜!
そう、確か1970年代後半、超話題となったアメリカのドラマだ。
アフリカの大地に暮らしていた一人の青年、クンタ・キンテが奴隷商人にとらえられ、アメリカに売られてくる。
バージニアの農場で、クンタ・キンテは、自らの名前や尊厳や生きる権利をむしり取られ、奴隷として過酷な労働につかされる。
だが、クンタ・キンテは不屈の精神を持つ若者だった。
逃亡を重ね、とらえられ、残虐な罰を受けながらも、彼は生き抜いていく。
当時のアメリカで、そして日本でも高視聴率を取った骨太のドラマ。
今見てもまったく古さを感じさせない、それどころか役者の演技をしっかり見手、受け止めて、感動できる。
改めて、これぞ「ドラマ」だと思った。
こういうの、もっと見られないかな、日本のドラマで。
そうしたらテレビの前に釘付けになるのに。
日頃ほとんど加入していることすら忘れそうなケーブルテレビ、たまには見てみるもんだ。
来週の木曜日が楽しみ。

テーマ : 懐かしいテレビ番組
ジャンル : テレビ・ラジオ

この2作、読みました

平安寿子さんの新作。

やっぱすきだなあ、平さんの短編小説。
どうしようもないヤツのに憎めない人登場人物たち。
どうしようもないヤツに振り回される良識ある男女の情けなさ、切なさ。
突っ張ったり、愚にも付かないことを考えたり、うなだれたり、ヤケになったり・・いろんな「煩悩」に悩まされながら、それでも生きていく人たち。
うふふと笑って、「わかるなあ」と呟いて、ちょっと元気になって、もう一回読んでみようかと思う。
平さんの小説はこの繰り返し。
幸せな読書タイムをお約束してくれる平さん、これからも期待してます!


江國さんの小説なんだけど、おしゃれな人が一人も出てこない(^^;)
主人公は、今の世の中ではきっと「気持ち悪い」「オタクっぽい」「なんか変」「絶対恋人にしたくない」と思われる兄と弟。
容姿は違っても、二人そろって、上記の範疇に入っている。
気の毒に、と思ったりするでしょ?普通は。
確かに彼らは彼らなりに悩んでいるのだけど、読み進めていくうちにこの人たちの生活の豊かさ(物質的にとか、お金持ちというのではなく)に気づく。
読者だけでなく、彼らの周囲の人々も。
「変わってるけど、気持ちいい場所」として。
不思議な味わいの小説。あんまりおいしそうに見えないのに、食べてみたら印象的な味がするお菓子・・うん、そんな感じ。
おいしく読ませていただきました。ほっこりとね。

さあ、次は何読むかな。


テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

天使のナイフ--ミステリに必要なのは?

去年の第51回江戸川乱歩賞受賞作。
審査員全員一致、ぶっちぎりの受賞で、各紙の書評でもかなり評価が高かった作品。
うん、私の中でも評価は高い。
少年犯罪をテーマにしているのだけど、マスコミに取りあげられるのは「法による厳罰化」「未成年者の更正促進」という現状に、キッチリと正面から向かい合っている。
今のマスコミの論調や社会の風潮に欠けている「償い」を描いた点は、審査員の講評どおりで、志の高さを感じた。
私は、実はミステリに欠かせないのは「志の高さ」だと思っている。
殺人やその他の凶悪な犯罪を描くミステリこそ、「志の高さ」がなければ。
その結末がどんなに陰惨で悲しいものであったとしても。
たとえば、「模倣犯」(ただし、もちろん、小説の方ね)のように。

そういえば、窒息フェチの男が、自殺サイトで知り合った男女を絞殺して捕まった事件があった。
そのとき、男が実際に起こした事件を、事前に「小説」に書いていたというニュースが伝わったとき、「そんなものを小説と呼ぶな」と思わずTVの前で叫んだ。
それはただの殺人メモだろう。
小説への侮蔑だ。

話がそれた。
志の高い新人作家が生まれたのはとっても良い。
それに、この人はストーリーテラーとしての才能がある、と思う。
文体は、「連鎖」で受賞した真保裕一氏や「13階段」の高野和明氏のような手練れではないけれど、逆にその分読みやすく、ストーリーを追っかけていけるという長所にもなるし。
次も、ドキドキわくわくしながらページをくるような、「そうきたか」とひざを打つようなミステリを書いていただきたい。
期待度大、なのだ。


テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

年末年始に読んだ本

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおつきあいくださいませ。

さて、年末年始。
大掃除だの、年賀状書きだの、帰省だのと大忙しの中で読んだ本。
「Bランクの恋人」 平安寿子
「獣たちの庭園」 ジェフリー・ディーヴァー
「つゆのひぬま」 山本周五郎
「恋愛生活~彼女が決めたこと~」 真野朋子
「隼新八郎御用旅」平岩弓枝
ってなところ。
持ち運びに便利な文庫本が主体になった。

なんかまったく脈絡なし。
でも、こういう「乱読」が結構好きだったりする。
お気に入りは次の二作。


いかにも平さんらしい作品で、かなり好き。
そういや、書店で見たら平さんの「グッドラックララバイ」が何やらのランキングで一位になっていたっけ。
今頃気づいたか、あの魅力にってかんじですが、実は「グッドラック~」は、登場人物が実はそれほど好きになれない。リアルすぎて。
もちろん、そのリアルさがおもしろさでもあるんだけど。
こちらの方が私の好みには合ってる。


、どんでん返しの職人・ディーヴァーが初めて挑んだ歴史サスペンス、とやら。
さすが、ディーヴァー、期待を裏切らない。
ベルリンオリンピック当時、ヒトラーと第三帝国の凶器に引きずり込まれていくドイツの様子が痛ましくも悲しい。
悲惨さを強調しない冷静な筆致がいい。
ナチス交換暗殺の指令を帯びた殺し屋が主人公なんだけど、このキャラクターがいいんだよね。
有能なのにどこかロマンチストでヒューマニストで。うーん、惚れる。

さて、今年はどんな本に巡り会えることか。
まだ見ぬ出会いが楽しみ、楽しみ。



テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

dancingwolf

Author:dancingwolf
FC2ブログへようこそ!
ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。