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もっと言葉を

オバマ大統領のスピーチを集めたCDが人気だそうな。
じゃ、そのついでにこんなのもいかがでしょう?

図書館で見つけて、聞いてみたのだけど、これが、いろいろと考えさせられたんですねぇ。
そんなに英語が堪能ではない私には、正直???という内容もあったけど、さすがにJ.F.ケネディ大統領のスピーチは、「別格」だと感じ入った。
例の、「国が自分に何をしてくれるかではなく、自分が国のために何が出来るか」という、例の有名な就任演説である。
このCDには、トルーマン大統領からブッシュ大統領までの歴代大統領のスピーチが納められているのだけれど、その中でも、やっぱり群を抜いている。
アメリカの国益や自分の任期中の公約だけでなく、自由の精神を世界に広げることの大切さを論じて、世代や国家間を超越しているところが素晴らしい。
オバマ大統領がケネディのスピーチを模範としているというのが良く分かる。

もう一つわかったのが、やはり政治家は「演説」や「言葉」が命だと言うこと。
人気の高い大統領は、みんな、スピーチが上手い。
英語力不足の私にでもわかるくらい、その差は歴然。
感情がこもっているか、強調する言葉が的確か、どのように強調されているか、人の耳に熱っぽく届くかetc.etc.………
フォードやカーターといった、国民に不人気だった大統領は、はっきり言って、その辺がヘタ。
平板だし、妙な声の張り上げ方をするか、あるいはボソボソ語って、おおよそ「スピーチ」とは思えない。
つまりは、国民に届く言葉を発することが出来ない政治家は大統領にはなれない、あるいはなれたとしてもすぐに権力の座を追われてしまうということで、いかにアメリカ人が、大統領の「言葉」に重きを置いているかが分かる。
日本とは全く違うよなあ。
日本人に「言葉」で影響を与えた政治家と言えば、小泉さんくらいだけど、あれは「感動した!」とか「自民党をぶちこわす」とか、1フレーズだったからねぇ。

というわけで、別に英語が分からなくても結構楽しめるCDです。
もちろん、対訳がついているので、訳文を読むだけでも、個性が良く分かる。

面白かったのがもう一つ。
これは歴代大統領の名スピーチ集と言うだけあって、ケネディは就任演説だったり、レーガンはスペースシャトル・チャレンジャー号の事故直後の哀悼の意を伝えるスピーチ、お父さんブッシュは湾岸戦争の勝利宣言、息子ブッシュは、9.11テロ直後の国民へのメッセージだったりで、アメリカの歴史上ポイントとなる時点でのものなのに、なぜかクリントンだけが、モニカ・ルインスキーとの「不適切な関係」についての「釈明」。
外交に関しちゃいろいろ功績もあって、それなりにスピーチもしてるだろうに、なぜか収録されてるのはこれ。
本人としては情けなかろう。
もっとも、「なんでこんな事しなくちゃなんないかなあ」という悔しい真情はよく出ていたし、いずこでも男の言い訳はこんなもんねぇという感慨は持てたから、面白かったんだけどね。
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ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

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