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最近実家のお母さんに電話してない人に

リリーフランキー「東京タワー」をオススメします。

私、ベストセラーは余り読まない人です。
このブログでも紹介してるのは古い本ばかり。
「なんでい、情報古いぜ」という方も多いことでしょう。
でも、ベストセラーって、どこかに「乗せられてる」感が漂ったり、ベストセラーと言うだけで妙に期待しすぎてしまったり、他人の熱に伝染する感じがしたり、というので、みんなの熱が冷めた頃、改めて読むことにしています。

でも、これは書店の平台に積まれているのをフラフラーっと買ってしまったのです。
何かに呼ばれたみたいに。

で、読んでみて
美しい。
作者の母「おかん」にたいする愛情も、流れさる時間も、「おかん」を取り巻く人々の思いも、それを描写する作者の文体も。
「泣かせてやるぜ」という作りのお話に乗っかってわんわん泣いてみるのもキライじゃないけど、こうやって、淡々と「おかん」との思い出を記されると・・
まいる。まいります。
しまった、電車の中で読むんじゃなかったぜと後悔するくらい、まぶたの奥がじんじんしました。

料理がうまくて、訪れる人誰彼なしに料理を振る舞っていたリリーさんの「おかん」。
私も食べてみたかったー、おかんとお知り合いになりたかったーとつくづく思います。
それがリリーさんの「おかん」への一番の親孝行なのかもしれません。

ゆっくりと、熱いお茶でも飲みながら、一日読みふけるにふさわしい本です。
間違っても電車で読んで泣かないように、ね。


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テーマ : やさしい気持ちになれる本
ジャンル : 本・雑誌

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『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

この本がベストセラーになっていることは知っていた。作者は得体の知れない男、リリー・フランキー。どんな内容なのか想像もつかないまま、忙しくて小説を読んでいる時間もなかったので読まないまま夏が過ぎた。突然読みたくなった。忙しさは変わらないが、電車の中で読むこ

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

 泣いた。ページをめくる度に涙が自ずとこぼれてきた。しばらくの間泣いていた。書かれているのはリリーさんの「オカン」だが僕は自分の「お母さん」とオーバラップさせていた。リリーさんの「オカン」の事で泣いていたのか、自分の「お母さん」を思い浮かべて泣いたのか?

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

私は外出の多い営業職です。そのせいか、本を読んでいる大半の場所は電車と喫茶店です。今日、自宅で読んでいなかったことを心底後悔する1冊に出会いました。 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ 価格: ¥ 1,575売り上げランキング: 214おすすめ度:

「東京タワー」

「おでんくん」のリリー・フランキーの初めての長編。あなたはどんなことを感じましたか?

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リリフランキーの名をはじめて知ったのは、
加藤紀子と噂になった時でした。
あの人の顔って、しりあがり寿のイラストを思い出
しませんか?
評判が異様なくらいに良いので、ベストセラー嫌い
(お仲間ですな)の私も読んでみたい一冊なのです。
センセイ、積読(まだ買ってもいないけど)がいっぱいです。
どうしましょ?

私も実は積ん読がいっぱい。
でも、それらを押しのけても、これは読んで良かった。
後悔なし、です。
電車の中で読んで涙をこらえたところ、もう一回読み直して、それでも泣きました。
ちくしょー、リリー・フランキー、確かに風貌はしりあがり寿漫画(^^)、なのに泣かせてくれるぜ!
あきえもんさんにお勧めして問題ない本です。
でも、忙しい時じゃなく、ゆっくりお読みください。
文章の味わいもなかなかのものです。
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ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

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