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短編小説が面白い!

本屋をフラフラ歩くのが好きな私。
そこで見つけたのが、これ↓

作者の「神田茜」という名前に聞き覚えがあるなぁと思っていたら、有名な女流講談師だった。
その初小説集だという。
でも、初作品とは思えないほど、上手い。
連作短編集で、ひとつひとつのストーリーが、微妙にリンクされているあたりも技巧的だけど、なんと言ってもキャラクター設定が巧みなのだ。
さすが講談で鍛えているせいか?
最初の短編に登場する、どこか能天気というか、ネジが一本はずれたような女・美佐江。
彼女はジュード・ロウのファンなのだけど、何故ジュード・ロウに惹かれるか、その描写が「うんうん、わかる、解ります」と思わずうなずくくらいツボを突いている。
美佐江を起点に短編は始まるが、次の作品になると、またまったく性格の違う女が出てきて、それでもときめいたり、ふてくされたりする所って共通するよねぇとこれまたうなずいてしまう。
やっぱ、上手いよ、この人。
次回作が楽しみ。


続いては、もう有名女流作家として「定番」に入った三浦しをんさんの作品。
何を隠そう、私はこの短編集の中に入っている「結婚貧乏」という作品で、三浦しをんという作家を印象づけられた。
長編もいいけど、短編も味わえるなあ。
この人の場合、作品ごとのテイストの違いが、読者をとまどわせながら引き込むって感じ。
中華料理だと思って入ったレストランに、意表を突いたフランス料理メニューがありました、みたいな?(←死語?(^^;))
web誌に書いた作品なども集めていて、最近はいろんな発表の場があるから、今まで長編重視で、なかなかお目にかかれなかった短編小説が読めるのはありがたや、です。


こちら↑は、「笑う招き猫」ですぱる文学賞を取った山本幸久さんの短編小説集。
この人もかなり手練れの作家だと思うのだけど、どうも私の見たところではいまいち評価が盛り上がってない気が。
はじけたら行くと思うんだけどなあ。
読みやすいし、ふっと笑えるユーモアがあるし。
今のうちから要チェックの作者だと思います。
正直、近作の「美晴さん ランナウェイ」より、この短編集の方がはるかにできが良いと思うので、短編小説好きの方で、まずは山本幸久を食してみるかという方はこちらからどーぞ。
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テーマ : 読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

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