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働くのが好きになる本

「ミゾウユウ」ならぬ、「未曾有」の不景気。
仕事があればいい方、仕事が嫌だ、嫌いだ、辞めたい……なんて甘っちょろいこと言えるご時世じゃありません。
働ければいい方、正社員になれれば超幸運
それは分かってるけど、でも、やっぱり「仕事に行くのが楽しくて仕方がない」なんて人、少ないですよね。
日曜日の夜になると暗い気持ちになる「サザエさん症候群」も発症するし、
月曜日はうんざりのブルーマンデー。
「こんな仕事辞めてやる!」と、タンカ切れない分、ストレスが溜まるってもんです。
そんな「働く人」にお勧めしたいのが、山本幸久さんの小説。
デビュー作の「笑う招き猫」以来、その軽妙な筆致がお気に入りで追っかけしている作家ですが、この人、「会社」で「働く人」を描くのが抜群に上手い。
仕事なんかしたくないけど、職場に行きたくないけど、でも、ひょんな事から、怖いと思っていた上司の人情に触れたり、意外なやりがいを見つけたりして、全然意識してなかった仕事や職場への愛情や、仕事の楽しさに気づく……その経緯やさじ加減がとっても良いのです。

↑新作は、バスガイドのお話。
同期の友人に、風呂場で脇腹をつままれ、「メタボバスガイド」と呼ばれる主人公。
自分がバスガイドに向いているのか、バスガイドという仕事そのものが好きなのか、わからない彼女が、新人研修の指導員にされ、彼女たちに振り回されたり、同期や上司の意外な面に触れたりして、やがて立派な?バスガイドになっていくというお話。

↑こちらは、店舗デザインの会社に勤める三人のオヤジ(っていうにはちょっと若いけど、酔っぱらうと初対面の女性の胸を揉んでしまう営業マン、昔風イケメンなのに風俗好きで寡黙なメンテナンス担当者、上司にどんなに反対されようと自分のデザインにこだわり、自腹で借金してまで機材を買ってしまったりする設計者……となると、オヤジと呼ばれても仕方ないでしょう)を中心に、やる気のない新人や、いけ好かない上司、頼りない社長、最強のお局など、同じ会社の個性溢れる面々が活躍するお話。
両作品に、かつての「凸凹デイズ」の登場人物がちらっと現れるのも楽しい。
どれも、明日会社に行くのが嫌だなあ……という人にオススメです。
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テーマ : オススメの本
ジャンル : 本・雑誌

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「会社」本当に毎日ご苦労様です、とお仕事をされている方(夫も含めて)に頭を下げたくなるイマドキの不景気ですよね。
私は社会人生活の経験が殆ど無いので、ことさらに【未知の領域】で、それだけにdancingwolfさんが紹介されてらっしゃるこの3冊は面白そうだなと思いました。
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Author:dancingwolf
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ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

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