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チーム・バチスタの栄光

広告制作会社でコピーライターをしていた頃、某大手広告代理店のクリエーターが、日本の最高学府の、しかも医学部卒だか、中退だかという経歴の持ち主だった。
「人の税金使って勉強したあげくに、こんなやくざな業界にはいるとは。人の命を救う気高い仕事してろ!」と心の中で罵ったことを覚えている。
なんのことはありません、ただの嫉妬ですわね。

で、「このミス」大賞を受賞した、この「チーム・バチスタの栄光」。
著者はお医者さんだそうですわ。
道理でねぇ。
心臓のバチスタ手術ったってねぇ、私なんぞはちーとも聞いたことがなく、医学用語など皆目ちんぷんかんぷんで・・
でも、オモシロイ。
この辺りが悔しい。
はい、またしても嫉妬ですわね。
自分の小ささに反省しつつ、素直に賛辞を呈します。
なんやかやいろいろ分からないことはあるけど、とにかく読ませる。
満場一致、ものの10分で大賞受賞が決まったと言うだけあります。

そして、この作品の良さは実はキャラクターのおもしろさ。
主人公である、自称オチこぼれの神経内科医師、やり手の病院長、天才外科医、そして、名探偵にして奇矯さが際だつ役人などなど、登場人物すべてが錦地とかき分けられ、しかもイキイキと動いているのです。
権謀術数がうごめく大学病院の中で起きる不可思議な事件を追うという設定には、こうしたキャラクターのかき分けがとっても大事なのだと痛感。

名探偵の役人・白鳥は、あの精神科医・伊良部も真っ青の個性派。
ぜひシリーズものをと言う声も出ていて、私もそれに一票!
しっかしなあ、医師が小説書く時代になっちゃあ、小説の世界、ますます競争が熾烈になりますわね。
読者としては喜ばしい限りですが。
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

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