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陰日向に咲く

ご存じ劇団ひとりの書き下ろし小説。

やっと手にして読んでみた。
噂通りの、才気が感じられる短編集。
一つ一つの作品が微妙にリンクしていて、凝った作りになっている。
さすがと思ったのは、若い女の子の語り口で、「ああ、いるいる、こういう天然ちゃん」と共感できた。
ただ、全編、劇団ひとりが話してくれている(あるいは、演じてくれている)ような感じがして、それが多分この小説の面白いところなんだろうけど、しかし、「小説」という単体で考えたときにはどうなんだろう?
この「陰日向に咲く」は、「芸人としての劇団ひとりが書いた小説」をヌケ切れてない感じがする。
(いや、だから、抜けきれなくてもいいのかしれないんだけど)

ま、私、これを読んだ後に、前に紹介した乙一の「失はれる物語」読んじゃったしな。
ホントの「小説書きの小説」を読んだ後じゃ、分が悪い。

多分、劇団ひとりじゃない物書きとして、劇団ひとりの芝居や朗読が頭に浮かばないような物語がかけたとき初めて、小説書きの小説として認められる気がする。
十分な才気や、視点は感じられるから。
かといって本人がそれを望んでるかというと、どーなんだかわかんないけど。
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テーマ : **本の紹介**
ジャンル : 本・雑誌

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お久しぶりです!
あぁ、分かります。私も最初のあたりは、「ひとり」の声で読んでましたから。もともと小説にするつもりなかったみたいですね。タレント本にするつもりが、こっちのほうが面白くて出しちゃったみたいです。最近、俳優の彼(とくに眼鏡姿)にぞっこんですので、ちょっと評価が甘い私です・・・。

なるほど、あきえもんさんは劇団ひとりのファンなのですね。最近お笑い出身の人がドラマに活躍したりしていますが、彼の芸風は元々芝居に向いてましたもんね。
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ブラジリアンダンスとブラジル音楽、本と旅をこよなく愛する「恥かき」ならぬ「物かき」です(一応(^^;))。独断と偏見と偏った嗜好でつづるブログでございますが、どうぞお気軽に遊びに来てくださいませ。

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